2005-10-07

AF-S VR 70-200mm/F2.8導入

望遠レンズでは防振機能(VR)付きが一般的になってきたので、9/29に思い切って購入しました。初陣はテスト撮影をする間もなく取材に出かけた、道路公団の民営化委員会です。普段であれば銀座などで一通り試し撮りをするのですが、この日は普段使っているAF-S 80-200を家に置いてきたので、買ってすぐ使うことになりました。

写真は猪瀬委員からの質問を受け、道路公団の近藤総裁(右)と相談する奥田理事です。「賭けゴルフ」事件とか、色々追求されてました。

最初のうちは防振レンズという物の特性がわからないせいか、防振なのに手ブレしているカットが結構あり、いつものAF-S 80-200のほうが良いくらいでした。

しかし、VRの働き方がわかってくると、おもしろいように手ブレが防げます。家に帰ってから2.0倍のテレコンをつけて400mmにしてカレンダーを撮ってみました。1/2.5秒のシャッターを切りましたが、ブレてはいるものの、数字が読めます。VRを切ると数字は読めません。それだけ本来手ぶれしているのだなと実感...判別不能な数字がとりあえず読める程度になるというのは驚きでした。

従来のレンズでも良いのですが、やはり良像率が向上することと、被写体ブレが起きない程度に絞り込めるというのは大きなメリットです。それに、このレンズを修理に出したとしても、AF-S 80-200が手元にあるので、何かあっても代替え品が借りられなかったらどうしようとか、心配せずにすみます。特にこの70~200mmという焦点域は、会見などで必ず使うので致命傷になります。

会社が機材を揃えてくれれば、万一のことまで考えずに済みますし、そもそも機材を買う必要がないのですが、「会社員なのに自営業」な現状では、機材が壊れたときのことまで考えておかないとマズいのが実情です。

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