2009-11-03

EOS-1D Mark IVを試用してみた

先週行われたEOS-1D Mark IVのプロ向け試用イベントで高感度の画質やAF追従性を試してみました。
詳細は報告記事の「EOS-1D Mark IV試用リポート 新AFとISO12800の実力は?」をご覧ください。

思ったより高感度の画質は良かったし、AFの追従性もMark II NやD3と比べて向上していました。
ただ、会場が予想よりも遙かに明るく、条件が悪い時にどの程度高感度画質やAFの追従性が変化するかを導入前に把握した方が良さそうです。

記事にも書いたように、AIサーボで連写していると、さほど暗くない場所でも連写速度が遅くなったので、連写速度を優先したらどの程度のAF精度になるのかなど、明るい場所と暗い場所の両方でテストしないとなんともいえない印象でした。

全体の感想としては、Mark IVよりもEF200mm F2Lの画質の良さのほうが気になってしまいました。カメラは性能よりも量産が始まって本当にトラブルがないかのほうが気になります。
その心配を除けば、Mark II Nユーザーの人は更新する価値があるでしょう。

私は現在D3を使っているので、わざわざキヤノンに戻すほどではないというのが個人的な感想です。
カメラとしての操作性の良さや信頼性は、相変わらずニコンに分があるように感じました。

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