2005-06-08

Apple、Intel製CPU採用へ

大方の予想通り、6日に始まったWWDCで正式発表されました。
Apple、Intelプロセッサ採用を正式発表(ITmedia)
米アップル、インテル製CPU搭載のMacを来年6月発売--2007年末には全機種で採用(IT Pro)

この件に関連して、IntelよりAMDのほうがAppleに合っているという記事も見かけます。
最近の技術動向を見ていると、x86を64bit対応させた製品はAMDが先だった訳ですし、CPUの周辺に目を向ければHyperTransportの動きがあったりと、一歩先をゆく技術を披露してきたのは、Pentium Mを除くとここ数年ではAMDだったと言えるでしょう。こうした点を考えれば、AMDのほうがAppleにはお似合いかもしれません。

ただ、AMDはCPUには力を入れていても、チップセット(Appleだとシステムコントローラ)は「サードパーティーにお任せします」的なスタンスなので、システムをトータルで考えると、IntelのほうがApple向けカスタムCPUを作る場合でも安全(性能の善し悪しよりも)なのではないかと思います。豊富な資金力とかも理由の一つであると思いますが、CPUまわりで今までのような目には遭いたくない、というのも本音ではないでしょうか。

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