IATA事務局長「LCCの長距離便厳しい」
国際航空運送協会(IATA)のジョバンニ・ビジニャーニ事務局長は23日、東京・有楽町の外国特派員協会で講演し、ローコストキャリア(LCC)による長距離便の運行について「この5~6年は厳しいのではないか」と否定的な見方を示した。
「LCCの長距離便は厳しい」と語る IATAのビジニャーニ事務局長 (撮影:吉川忠行) |
ビジニャーニ事務局長は、
また、ビジニャーニ事務局長は羽田空港の国際線発着枠について、「政治家は票のために国内線に使いたいのだろう」と国内線重視の現状を批判。国際線が国内線より5割高い使用料についても「同一にすべき」と注文を付けた。
(吉川忠行)