8/6に行われた広島平和祈念式典の取材に行ってきました。
会社から金も出ないのになぜ行ったか?それは数日前に知人のWさん(某外国通信社のテレビカメラマン)に「60年目は今年だけだよ。61、62年目と60年の節目は意味が違うし、次は70年で式典に参加できる被爆した方は減ってしまうだろう」と言われたのがきっかけでした。自腹は結構きついですが「とにかく自腹でも今年は行っておいた方が後々役立つし、行くべきだよ」と言われて決めました。
もう一つのきっかけとして、同僚Sさんの奥様のご実家に同行できる(=宿代はかからない)ということもありました。おかげで貴重なお話を、おいしい料理とお酒とともに伺えました。
普段旅行をしない僕には、広島の街並みは新鮮でしたし、改めて平和とは何なのか、原爆の被害と9.11の被害の違いは何なのかなど、いろいろと見つめ直すきっかけとなりました。記者1年目でこうした経験ができたのは幸せだったと思います。これからも行くべき取材は、金が出るかどうかは後回しにして、とにかく行ってみようと思います。もちろんお金があればの話ですけど。
Top: Prime Minister Koizumi make a bow to cenotaph for A-bomb victims.
Bottom: Prime Minister Koizumi who speaks, "War-renouncing Constitution is observed as the only radiation exposure country, and uphold the three non-nuclear principles".