2006-03-26

Windows Storage Server 2003

ある会社で4年前にセッティングしたDELLのNASをリプレースする事になった。扱うドキュメントの量が今後増える事や、データを検索しやすくする環境を構築するのが目的。4年前はDELLのNASというと松竹梅のように3種類程度クラス分けがされていたのだが、現在は1種類のみ。最近はラックマウントのNASは流行らないのだろうか。ハードウェアRAID 5、1TBのHDD、1GBメモリと、以前とは比較にならない仕様でもかなり安価になった。OSはWindows Storage Server 2003だった。

ただ、いざセッティングを始めると、このOSがくせ者だった。Windows XPからNASにアップしたデータをMac OS 8.6や9.0で見るとフォルダ名が「???」になったり、逆にMac OS 8.6からNASにアップしたデータをXPで見るとファルダ名が文字化けしたりと、以前のWindows 2000 ServerベースのNAS OSと違って、すぐ使えないOSだった。ほかにも、ローカルユーザーを追加しても、リモートデスクトップで細かい設定をしないと、MacからNASへデータを書き込めなかったりと、かなり手こずった。

上述のフォルダ名が化けてしまう件は、以下のやり方で対処した。
・Windows Storage Server 2003のリモートデスクトップを起動する
・コントロールパネルの「地域と言語のオプション」を開く
・「詳細設定」の「Unicode対応でないプログラムの言語」を日本語にする
 (デフォルトは英語)

文字化けということと、XP上で文字化けしたフォルダ名を調べたら
Unicodeっぽかったから、言語系の設定をいじれば何とかなるだろう、
という予想でやってみた。
手こずったが元・動作テスト屋としては、やりがいのあるものだった。

0 件のコメント: