Windows 2000 SP5は出ないらしい
11/25付け日経BP IT Proの記事「米MS、Windows 2000 SP5リリース取りやめ」によると、Windows 2000のサービスパック(以下SP)は現在のSP4で打ち止めになるらしいです。
SP5の代わりに「アップデート・ロールパック」なるセキュリティーと重要な修正パッチをまとめたものを出すとのこと。
感じとしてはSP2とSP3の間に出たSecurity Rollup Package 1(SRP1)に近いのではないかと思います。
現状ではWindows 2000自体がOSとしての変化を求めるユーザーより安定志向の人や企業が使っていることが多いので、「新機能は追加しないがパッチをまとめたものは出す」という姿勢は評価されると思います。
ただ、過去に僕がPCメンテを行っている企業で、SP2にセキュリティーパッチを適用したところ、あるソフトウェアのバッチ処理用機能拡張が正常に機能しなくなった経験があるので、パッチすら当てたくないという気持ちもありますが...
ちなみにSPを導入して大きなトラブルに遭ったことは今のところ無いです。
Windows 2000に限らず、今後OSに何か新機能を付けるのであれば、劇的に起動時間を短縮して欲しいですね。
CPUのスピードは(最近ペースが落ちたとはいえ)速くなっているのに、OSの起動時間は昔から大して短くなってないですね。起動時間が短くなったことがウリの一つであるXPもSP2で若干長くなってますし、今の感じだと将来短縮される望みはあまり無いですね。
できればPDAみたいに電源入れたら即使えるようになってくれるほうが、いつ使うかわからない新機能よりずっとOSを買い換える動機付けになると思うんですが、ダメなんですかねぇ。
おまけ:Windows 2000のService Packはこちらに各種そろってます。
0 件のコメント:
コメントを投稿