2005-05-01

D2Hsの高感度ノイズ除去

D2HsではISO 800以上で「高感度ノイズ除去」という機能を働かせることができます。どの程度ノイズ除去が働いているか、どのようなノイズ除去を行っているかはNikon Captureの「カラーノイズリダクション」を見ればわかるので、右のような写真をRAWで撮って調べてみました。なお、1600に対して1段増感は3200、2段増感は6400と表記しました。また、ノイズリダクションの「処理方法」はすべて「高速」で、「エッジノイズ」と「モアレ」はかかっていませんでした。

-高感度ノイズ除去:OFF-
  ISO 800 適用量:0、シャープネス:5
  ISO 1600 適用量:0、シャープネス:5
  ISO 3200 適用量:17、シャープネス:6
  ISO 6400 適用量:25、シャープネス:6

-高感度ノイズ除去:標準-
  ISO 800 適用量:4、シャープネス:5
  ISO 1600 適用量:8、シャープネス:5
  ISO 3200 適用量:17、シャープネス:6
  ISO 6400 適用量:32、シャープネス:6

-高感度ノイズ除去:強-
  ISO 800 適用量:8、シャープネス:5
  ISO 1600 適用量:15、シャープネス:6
  ISO 3200 適用量:27、シャープネス:6
  ISO 6400 適用量:50、シャープネス:6

このほか、「高感度ノイズ除去:標準」でISO 1000にすると、「適用量:5、シャープネス:5」となりました。

-普段は「標準」にしておいて、一時的に効きを弱めたい場合-
ISO 800の場合は640にして「OFF」にしたり、ISO 1600では1000にして「適用量」が少なくなるようにする、という方法があるのではないかと思います。

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