D2Hs→EOS-1D Mark II N 1年経過 その2
前回はこの1年間EOS-1D Mark II Nを使ってきて、各レンズの感想などを書いたが、今回はMark II Nと580EX(スピードライト)のカスタム設定などをまとめた。
EOS-1D Mark II Nのカスタム機能設定
2台のNは同一の設定にしている。以下は変更を行った設定。
C.Fn 00 フォーカシングスクリーン:2. Ec-S
C.Fn 01 露光中のファインダー内表示:1. する
C.Fn 02 カード未装着時のレリーズ:1. 禁止
C.Fn 04 シャッターボタン/AEロックボタン:1. AEロック/AF
C.Fn 05 マニュアル露出時のTv、Av値設定:2. Tv=メインダイヤル、Av=サブダイヤル レンズなし可
C.Fn 08 上面表示パネル/背面表示パネル:2. ISO/画像番号
C.Fn 11 AFフレームの選択方法:3. 横=FEL+メインダイヤル、縦=FEL+サブダイヤル
C.Fn 13 AFフレーム数/スポット測光:0. 45点/中央(当初は11点/AFフレーム連動)
C.Fn 18 登録AFフレームへの切り換え:0. アシストボタン+フレーム選択ボタン(当初はアシストボタンのみ)
C.Fn 04は、AFモードをAI SERVOにしているため、親指でAFをON/OFFしたほうが操作しやすいから。
C.Fn 08は、初期状態だとISO感度が常時表示されないために選んだ。ただ「画像番号」というのはどうだろう。撮影済みの枚数がわかる方が便利なんだけどなぁ。
C.Fn 11は、フレーム選択ボタンを親指で押してからダイヤルをまわすより、シャッターボタン横のFELボタンを押すほうが押しやすかったから。これで親指はAF用のAEロックボタンの左側に置いておける。
C.Fn 13は、D2Hsから移行当初は11点の方がダイヤルでの選択がしやすかったが、慣れてくると45点をすべて使う方が効率的なので初期設定の45点に戻した。
C.Fn 18は、センターを登録フレームにしているため、とっさに操作するにはボタン一つの方が良いだろうと思った。
だが、AFフレームを選ぶ=FELボタンを押すというクセがついてからは、アシストボタンだけを押してもフレームがセンターに移動しないので混乱した。
結局、AFフレームを選ぶ=FELボタン+ダイヤル or アシストボタンというように、必ずFELボタンを押す方式にした。
EOS-1D Mark II Nのパーソナル機能設定
P.Fn 01 撮影モード限定:M、Av、Tvのみ使用
P.Fn 02 測光モード限定:評価測光、スポット測光のみ使用
P.Fn 19 連続撮影速度:L. 5コマ/秒、H. 8コマ/秒
P.Fn 26 レリーズタイムラグを最速化:ON
EOS-1D Mark II Nのピクチャースタイル
「スタンダード」をベースに、シャープネス、コントラスト、色の濃さを各一段階下げた。
これで派手すぎず、シャープネスも強すぎない感じになった。
EOS-1D Mark II Nの液晶モニターの明るさ
初期設定のままだとアンダー目に撮れたものも適正露出に見えてしまうので、一段階暗くした。
580EXのカスタム機能設定
C.Fn 06 モデリング発光:1. しない
C.Fn 07 外部電源使用時に充電条件:1. 外部電源のみで充電
C.Fn 12 AF補助光の投光禁止:1. する
C.Fn 07は、スピードライト本体の電源と外部電源の両方で充電した方が良さそうだが、本体の電池が切れてしまって電源が入らなくなったことがあった(急いでもう一つの580EXと交換した)ので、外部電源のみ使用にしている。
◆ ◆ ◆
これらのカスタマイズで初期設定のままよりは使いやすくなった。
特にニコンから移行する場合、AF測距点については最初は11点にしておき、後から45点にするなど、段階的にEOS-1系の操作に慣れるのも一つの手ではないかと思った。
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