2006-08-31

都庁が五輪カラーに変身

2016年のオリンピック国内候補地になった東京都は、都庁を夜間オリンピックカラーでライトアップしている。

ライトアップは30日に始まったが、この日は候補地を決める委員会の取材を一日中していて、こうした周辺取材までできなかった。本当は30日の夜に出したかったが、31日に写真記事を出した。





最近写真記事を充実させようと、あれこれ考えている。
夜に都庁の写真を出す前は、皇居前広場で行われた陸上自衛隊と海上自衛隊のヘリ離着陸訓練を取材して、写真記事を出した。

ペン記事としてはあまりインパクトがなくても、写真で出すとおもしろいものもあると思うので、これからも写真記事だからことできることとか、写真でないと伝えられないものを探していきたい。

2006-08-30

Google Calendarに祝日を設定する

GmailなどのほかにGoogleはブラウザーで使えるカレンダーもベータ版ながら提供している。どのパソコンからも予定の追加などが出来、Excelの代わりにもなるGoogle Spreadsheetsと同様に便利だ。

ただ、このGoogle Calendarには祝日がデフォルトでは設定されていない。これだと使いづらい。
しかしGoogle Calendarの特徴である複数のカレンダーを使い分ける機能を利用すれば休日も簡単に表示できる。設定方法としては以下の2つがある。
・自分でカレンダーを作る方法
・すでに公開されている祝日カレンダーを利用する方法
 (Google Calendarは作ったカレンダーを公開できる)

自分で祝日カレンダーを作る
1. Create New Calendarで新しくカレンダーを作る。名前は祝日とかにしておくとわかりやすい。
2. 祝日の設定をする時は、元旦のように毎年決まった日が祝日のものは、Repeats欄をYearly、Repeat every欄を1 yearにする。これで毎年設定し直す必要はない。
3. 海の日のように年によって日が変わる場合は、毎年設定するしかない。
4. カレンダーの色を赤系統のものにしておけば、祝日っぽくなる。

すでに公開されているものを読み込む
1. 画面左側のCalendarsにあるOther Calendars右の+をクリック。
2. Add Other CalendarのSearch Public CalendarsにあるSearch Criteria欄に「祝日」と入力して検索する。
3. 検索結果から使いたいカレンダーが見つかれば、「Add Calendar」ボタンを押してカレンダーを追加しておしまい。

このようにいずれかの方法で祝日が表示されるようになると、今までよりGoogle Calendarが使いやすくなったように感じるから不思議だ。

カレンダーを複数用意できることを応用すれば祝日以外にも便利な使い方が見つかるかもしれない。

2006-08-28

EF-S 17-200mm F3.5-5.6 IS USMは出るのか?

24日にキヤノンの新型デジタル一眼レフ「EOS Kiss Digital X」の発表会(写真)があった。
家族向けの機種の発表なので、そろそろニコンの「AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G(IF)」に対抗するレンズが出るかと思ったら出なかった。これは一本でワイドから望遠までカバーしている上に、手ブレ防止機能もついている便利なレンズだ。

もしキヤノンで同種のものが出れば、EOS 30Dとこのレンズがあれば、たいていの取材はレンズ一本で済むようになる。
実際、D200と18-200mmという組み合わせは会見などでよく見かける。

報道の用途ではF2.8クラスの明るいズームレンズがどんな条件でもつぶしが効くため重宝がられている。
しかしISO 800以上の高感度を躊躇無く使えるようになった現在では、撮影内容にもよるが以前ほど明るいレンズにこだわる必要性は低下した気がする。重いF2.8ズームよりも、多少暗くても機動力のあるレンズの方が撮影に集中できると言う点ではメリットがある。

なんだか大砲を備えた戦艦を中心とした大鑑巨砲主義から、航空機と航空母艦を組み合わせた機動部隊に移行して行くような感じだ。
無駄に体力を消耗しないためにも、時と場合に応じて両方を使い分けられる時代がキヤノンにも早く訪れてほしいと思った発表会だった。

2006-08-15

靖国取材

今年も靖国の取材に出かけた。朝5時半少し前に着いたが、すでに門の前には100人以上の報道陣がいた。参拝客より圧倒的に多い。テレビ各局は前日の夜から中継をしていたので、予想はしていたがすごい数。同じ時間でも戦後60周年の去年は数えるほどしかいなかったのに。

6時の開門と同時に本来8時から開始の報道受付が始まってしまい、挙げ句の果てに殿内取材は100人限定なのにテレビ局が一社で25枚とか取ってしまってパスがまわらない社が続出し、後々調整することになった。僕は調整している間に撮影場所がなくなっても困るので、殿内はあきらめた。一人でやる場合、最低でも写ってないと話にならないから仕方ない。

しばらくして外国通信社の諸先輩方から「7時40分に到着殿から入る可能性が高い」という情報をもらい、それにあった撮影場所を考える。

時間になればあっというまで、小泉到着→参拝→靴をはく→出発、という感じだった。参拝中に到着時の写真をパソコンにコピーできたので、小泉が出発してからは比較的早く写真を送ることができた。

その後は国会議員の団体参拝や石原慎太郎がやってきたりしたので、随時対応して夕方まで撮影した。

それにしても、今回は場所取りが重要のなので脚立を一段、二段、三段の3つを持って行った。カメラ関係とパソコンで15kgあるのにこれは結構つらい。電車で移動する範囲を超えているが、今日も電車で移動した。まぁ、一人で撮った割には何とかなったかなと思う。

2006-08-14

星野道夫展とWPP 50th Anniversary

カメラマンの友人から銀座で開かれている星野道夫展のチケットをもらったので行ってきた。あとは前から行こうと思っていた世界報道写真大賞の50周年記念展(World Press Photo 50th Anniversary)にも行ってみた。

〜World Press Photo 50th Anniversary〜
まずは恵比寿の写真美術館で行われている記念展。「絶望と希望の半世紀」というタイトルなので「絶望 大人一枚」と言ってチケットを買う。結構重い写真が多い割に、見に来ている人が多い。

知っている写真が多かったが、かつて買ったリトルモアの「FOIL」が既存の報道写真の終わりを表すとともに新しい時代の始まりとして紹介されていたのが印象に残った。このFOILの第一号は奈良美智と川内倫子がアフガニスタンを撮った写真が載っている。

〜星野道夫展〜
次に銀座の松屋で14日まで開かれている星野道夫展。写真以前に「見に来た人を見る」ような混み具合に圧倒された。
彼は写真家としてアラスカに行ったのではなく、アラスカを知りたくて行ったと言うようなことが書いてあり、ごもっともというか、そういう気持ちで挑まないといけないなぁと痛感。

〜2つの写真展をまわって思ったこと〜
インターネットの普及により世界各国の情勢を細かく知ることが出来るようになった。しかし、情報を得にくかった時代の写真の方が世界を動かすような力があったように改めて感じた。

写真の力が弱くなったのか、一つ一つの情報の価値が薄まってしまったのか、受け手が世界情勢を以前より知るようになって、軽く受け止めてしまっているのか。僕の中では世界のことが手軽にわかるようになって、かえって自分の周りにしか関心が持てないようになってきているんじゃないかと感じる。そういう意味では世界の貧困などを伝えるだけではなく、もっと身近な問題も同様の手法で伝えられないものかと思う。

2006-08-09

パクチーの日

8月9日はパクチーの日。我々日本パクチー狂会が制定したもので、今回の会場は中目黒の「東山」。和食のお店でおしゃれな感じだった。
5時半から1時間ほど北越製紙本社で会見があったが、なんとかカンパクを執り行う「8時9分」より前に「東山」に到着。着いてすぐさま仕事の続きを店内の一角で始め、カンパクが終わった後も8時半頃まで写真出稿後のフォローなどに追われた。

昨年はこのイベントに所用で参加できなかったが、参加できてよかった。料理もいつもは「パクチー原理主義」と言っても良いくらいパクチーが前面に出た感じだったが、今回は和食の中からパクチーを発見するような感じで、和とパクの融合を満喫できた。
パクチーというものを通じて、今回も新たな出会いがあり、楽しいひとときを過ごせた。たまにはこうした気分転換が大切だなぁと痛感する宴でもあった。

写真は会見にのぞむ北越製紙の三輪社長。彼はパクチーの日のイベントには参加していない。念のため。
狂会々長が書いた記事はこちら。僕の写真は2枚載せた。

2006-08-07

広島日帰り取材

行くべきかどうか数週間前から迷っていた。だが、昨日の夜中に「やはり行くべきである」という結論が突如降ってきたので、朝から広島へ向かい、6時すぎまで滞在した。

今回の目的は、最近騒がれている原爆ドーム近くの高層マンション建設の実情を知るため。どんな景色になっているのかを知っておきたかったし、マンション建設中の写真を残しておきたいと思ったからだ。

それに次の節目となる65周年や70周年を見据えると、その時だけではなく、毎年行ってこそ分かることもあると思う。

平和記念公園周辺で一通り写真を撮った後は、友人たちと合流。旧日銀広島支店で行われているポスター展や写真展、折り鶴展を見学した。折り鶴については、警備員さんがいろいろと解説してくれた。

その後、川辺を歩いて原爆ドーム周辺へ戻る途中、我々の一団に声をかけてくれたおじさんがいた。このおじさんが話してくれたことを、うまく記事化できればと思う。

2006-08-02

トラックバック機能を追加

トラックバック機能のないBloggerに、クリボウさんの「クリボウのBlogger Tips」を参考に、HaloScanを導入して機能を追加した。

これでとりあえず「ブログらしい」状態にはなったと思うが、カレンダーは導入にあたっていろいろ障害があるし、カテゴリーはないし、「最近のコメント」を表示するのも一筋縄にはいかなかったりと、やはりBloggerで運用するのは楽じゃない。一番良いのは従来使っていたExciteでJava Scriptを解禁してくれればもとに戻せるのだが...

イメージイラスト v.s. 現在の写真

新東京タワーに関連して、墨田区がグランドデザインを策定している。これに対するパブリックコメントを1日から受け付け始めた。
お盆前の時期に出る新タワー関連の記事は、これが最後になるんじゃないかと思う。

せっかくなので、31日にイメージイラストとほぼ同じ位置から写真を撮ってみた。
従来もイラストと比較する写真を載せてきたが、これは吾妻橋から撮ったもので、ちょっと位置が違っていた。
今回は結構イイ線いってると思う。

グランドデザイン自体は概念みたいなものなので、具体的にどんな建物が建つなどの話が出て来ない。
なので、あんまり賛成・反対という切り口のものではないだろう。「ここはこうしたほうが良い」などの建設的な意見が全国から多く集まってほしい。

あとは新タワーに頼らなくても地域が活性化するような動きが、地域経営ゼミなどを通じて墨田区内に根付いて行けば、2011年のタワー完成時には部分完成の状態でも、そこから10年、20年かけて新しいすみだが育っていくだろう。