2005-12-31

今年も色々あった

今年は丸一年記者として生活したので、今までの人生と比べ、多くの貴重な経験が出来た年だったと思います。写真や記事の連載もやったし、選挙で開票日に自民・民社・社民の3党を撮りに行ったり、靖国"凱旋"参拝など、思い返してみても普通では経験できないことばかりでした。

現状では年収の半分以上が機材などの設備投資に消えており、収支を見ると大きくマイナスですが、この一年に経験できたことは、恐らく全国紙に入っていたら経験できなかったと思います。人がいない会社だから、一年目でも取材できたのでしょう。

自分の専門分野である都市問題についても、新東京タワー問題を追っていくことで、定常的に関われています。2006年は首都圏以外に地方都市も追えればと考えていますが、僕のお金があればという感じです。

2006年は新しいテーマを加える以外にも、"卒業年次"として就活をしなければなりません。焦っても仕方ないですが、今の会社は限界があるので、可能な限り早く"就職"できるようにがんばりたいです。そのためには英語でキャプションが書けるようにならないとなぁ...

2005-12-18

パクチー狂会忘年会

日本パクチー狂会の第3回オフ会として、忘年会が土曜日に開かれました。
前の2回が都合がつかずに行けなかったので、今回こそは!と意気込んで参加。料理もおいしく、楽しいひとときでした。

やはり週末は出歩いてなんぼ。今回も多くの人たちと知り合えて良かったです。僕は気を抜くとすぐにぐうたらな週末を過ごしてしまうので、これを機に掃除洗濯をさっさとこなして、今以上に出歩く週末を過ごすようにしたいと思います。

今回の忘年会がきっかけでSNSをはじめてみました。まだなんだかよくわからんのですが、ブログとはまた違ったおもしろさはあるなぁというのが第一印象です。

2005-12-04

記者になって一年

早いもので12/1で記者生活が始まって一年になりました。本当は12/1にこの記事を投稿しようと思ってましたが、流行語大賞の取材後、同期3人で激しい二日酔いになるまで飲んでしまったため、こんな時期になってしまいました。

待遇面では机とイス以外は何もないという状況は一年前から全く改善されず、会社としてはいかがなものか?という相変わらずな状態です。ただ、「渦中の企業」に身を置いていると、新聞やテレビで報道される内容と事実が異なっていること(僕らの部署のこととか)も案外あり、問題企業を「内側から見られる」という貴重な経験や、報道と事実の食い違いを目の当たりにしてきたことが今後の仕事に役立つかなと思います。

タイトルで「記者になって一年」と書きましたが、1997年4月に写真を撮り始めたことが今の仕事の土台であり、本当のスタート地点かなと思います。職業としては一年前から記者ですが、その前の経験がなければ報道写真を撮るための予備知識も無かったし、写真で物事を伝えたいという気持ちにもならなかったでしょう。同じようなことは友人"Kyo paxi"も「友人にインターネットの存在を教えてもらい、何を書くべきかを考えた時から、それは始まっていた」と言っていて、やっぱりなぁと思います。

一年という節目を迎えて、今まで以上に日々精進、日々学習を心がけてがんばっていきたいと思います。

写真は流行語大賞です。入社1年の記念すべき日の取材がこれとは...

2005-10-31

D2Hs→EOS-1D Mark II Nの感想 その2

10/12から使い始めたEOS-1D Mark II N(以下Mark II N)ですが、小泉首相の靖国参拝や東京モーターショー、TBS v.s. 楽天問題、中越地震の被災地など、様々な取材で活躍しております。特に100-400mmは「折りたたみ超望遠レンズ」として重宝してます。今回は前回気づいた点以外にふれてみようと思います。

1. 続・ファインダー表示
D2HsというよりニコンのカメラをF5以来使ってきた僕が、不便だなぁと思うのはファインダー表示です。前回ホワイトバランスがどのモードになっているかがファインダーで確認できないと書きましたが、それ以外にもありました。

あまり雑誌などでは指摘されていないようですが、マニュアルと絞り優先を撮影中に切り替える場合など、露出モードをニコン(D2Hsに限らずD1なども)ではファインダーから目を離さずに切り替えられるのが、Mark II Nでは、上部液晶でないと切り替えが確認できません。会見会場などで撮影が始まり、最初はマニュアルで撮っていて、一時的に絞り優先にしたいときなど、ちょっと不便です。

どうもEOSでは、何かを設定する場合は液晶を見て操作するのが前提のようで、ニコンのようにファインダーをのぞきながら変えるということは、あまり考えていないようです。"MODE"ボタンを押すとファインダー内が真っ暗になるのが悲しい...

2. 暗部でのAF性能
ニコンではD2Hsに限らず、F5からEV -1の暗さでも(明るいところはEV +19まで)測距できていますが、Mark II NではEV 0からになります(同EV +18まで)。ちなみにEOS 20DやEOS 5DはEV -0.5から測距できます。つまり全体的にキヤノンのAFは暗いところが苦手なようです。

Mark II Nだと、目で見て暗いなぁと感じる場所だと測距に迷う動きをします。先日日産自動車の中間決算の取材へ行ったのですが、この時も暗部のAF性能の違いは感じました。D2HsやD1Hではそれほど迷わない程度のやや暗めの照明だったのですが、Mark II Nでは少し迷ってました。ゴーン社長が出てきて照明が明るくなってからは問題なかったですが、それまでは「あぁ、やっぱり薄暗い所は苦手なんだなぁ」という感じでした。

写真はその日産の中間決算でのものです。日本人記者からの質問を、通訳のレシーバーで聞くゴーン社長です。

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2005-10-26

ショッピングバッグ販売機

1960~70年代あたりに作られたと思われる「ショッピングバッグの自動販売機」が長岡駅前のデパート?「丸専」にありました。

僕自身、幼少期に池袋の西武などで見かけた記憶があるのですが、最近はお目にかかっていなかったものなので、軽いショックと何ともいえない懐かしさがこみ上げてきました。

僕は地方都市に行くと、その土地のスーパーやデパートをなるべく見るようにしています。長岡のイトーヨーカドーに行って印象に残ったのは、エスカレーターの追い越し列が左側だったことです。東京では左側に人が立って、右側は先へ行く人が通るためにあけておくという暗黙のルールがあるのですが、長岡では(少なくともイトーヨーカドーでは)反対でした。

被災地取材という、どうしても重い内容の取材でしたが、この自販機にはいやされたような気がします。

2005-10-25

中越地震から一年

中越地震から一年ということで、会社の友人T君と2人で金曜から日曜まで取材に行ってきました。もちろん今回も自腹取材で、自動車は日産自動車さんのご厚意で広報車(自動車評論家が乗ってうんちくたれるクルマ)をお借りしました。宿代を払う余裕はないので車中泊でした。

旧山古志村を中心に長岡市の数カ所を取材しましたが、工事中の道路などを見ると、復興まではまだまだ時間がかかりそうでした。これは長岡駅前のような都心部でも山古志村でも同様で、豪雪地帯ゆえの工事の困難さが表れていると思います。このあたりの詳細は僕らの記事(「中越震災から1年、あす鎮魂の夜に」など3本)を読んでいただければと思います。

写真は日曜日に長岡駅前で行われていた「米百俵祭り」を見に行ったときに撮った道路の亀裂とそれを示すマーキングです。山古志村では未舗装のところでもこのマーキングが亀裂に沿って行われていました。

2005-10-17

D2Hs→EOS-1D Mark II Nの感想

D2HsからEOS-1D Mark II Nにメインを変更して、しばらく使った感想はこんな感じです。

---良かった点---
1. 高感度ノイズが少ない:
D2Hsもそんなにノイズが目立つわけではなかったのですが、EOS-1D Mark II Nはさらに目立たないという印象で、ISO1600も躊躇なく使えます。
また、800万画素なので掲載時の長辺600ピクセルまで縮小してしまうとノイズそのものが見えにくくなるのもメリットです。

2. 意外と使いやすかった:
購入前に量販店で、さんざんEOS-1D系をさわりまくったせいか、複雑といわれるEOS-1D系の操作に戸惑うことは予想より少なかったです。
測距点の選択は11点測距にして横方向のみを使い、アシストボタンだけ押すと中央に戻るようにしたり、FELボタンとメイン/サブダイヤルで測距点選択できるようにするなど、カスタマイズするとD2Hsには劣りますが、まずまずの使いやすさになります。
ただ、全体的に操作性はD2Hsのほうが良いです。F5以来の測距点選択ボタンはメニューの選択にも使えて便利です。EOS-1D系でのメニュー選択は、MENUボタンとサブダイヤルでメニュー選択後はSELECTボタンを押しながら項目を選ぶのですが、ここで再度MENUボタンを押して液晶を消してしまうことがよくあります。

3. 再生時の操作性の向上と液晶の2.5型化:
今回EOSに変更した理由の一つが、従来から指摘されてきたEOS-1D系の再生時にメニューの変更が出来ないなどの問題点の改良と、液晶の2.5型化でした。
液晶の大きさがD2Hsと同じで、画像を再生しているときもストレスなく使えるのであれば、EOSにしても問題ないなと踏んだわけで、実際この辺での不満はあまりないです。

---悪かった点---
1. ISO感度、撮影可能枚数、撮影枚数のうち、2つしか液晶に表示できない:
背面液晶が大型化した割にダメだなと思ったのが、この点です。D2Hsでは上面(撮影可能枚数、撮影枚数)と背面(ISO感度)を使ってすべて表示されていたので、D1Hに逆戻りした感じです。そのD1Hでさえ、背面液晶にISO感度が表示できたので、液晶を大きくしたのだからやってもいいと思います。現時点では上面液晶にISO感度、背面に撮影枚数を表示しています。

2. ファインダーにホワイトバランスが表示されない:
D2Hsのかゆいところに手が届く、良くできたファインダーに慣れてしまうと結構不便です。ホワイトバランス以外にも、EOS-1D Mark II Nでは上面液晶に常時ISO感度を表示する設定にしないと、ファインダーにISO感度は表示されないし、この場合撮影可能枚数がファインダーで確認できません。もともと撮影枚数が表示できないのもいかがなものかと思いますけど...
D2Hsではファインダーで重要なことがすべて確認できたのが、液晶を見ないと確認できないのは不便です。ついでに言うと、スピードライト充電完了の表示が赤ではないのも視認性から言うと悪いです。

3. 充電器がデカい:
D1Hの充電器よりもデカいです。電池を2つつなげられるので、一度に2つとも充電できると思ったら、1つが終わったらもう1つの充電を始めるというタイプでした。
あとはリチウムイオンじゃないというのも不満ではあります。

---まとめ---
画質についてはAP、ロイター、AFPなど外国通信社の大半がCanonにしていることからもわかるように、文句はありません。
ただ、操作性、ファインダーや液晶の表示内容、充電池の管理やコンパクトな充電器など、画質以外のほとんどの部分はD2Hsのほうが優れています。EOS-1D Mark II Nに慣れてしまえば大した問題ではありませんが、画質と同様に一度良いものを知ってしまうと、なんで今出すカメラなのに改善されないのか?と言いたくなるものです。

NikonはFマウントをかたくなに守るのに対し、CanonはD2000あたりからの操作性をかたくなに守っています。ともに見直す時期ではという声が新製品が出るたびに上がっているわけですが、どちらが先に変更するのでしょうか。

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2005-10-16

EOS-1D Mark II Nほかを導入

EOS-1D Mark II NをはじめとするCanonのシステムを10/12から使用開始しました。内訳はボディー2台、レンズ5本、スピードライト2台です。

---本体---
EOS-1D Mark II N x2
---レンズ---
16-35mm/F2.8
24-70mm/F2.8
70-200mm IS/F2.8
100-400mm IS/F4.5-5.6
Extender EF1.4XII
---スピードライト---
580EX x2
SB-E1 x1

今回もいつも通り自前でそろえました。会社があてにならないのと、今後のことを考えてCanonをメインで使うことにしました。ただ、Nikonも300mm/F2.8などを使うことがあるので、状況により併用、という感じです。

もちろん、これだけのものをすべて揃えられる貯金があるわけもなく、資金を調達した上でのことです。本当は乾燥機付きの洗濯機がほしい...

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2005-10-09

KNOPPIXのQTPartedでパーティション設定

とある会社で導入するThinkPadのハードディスクを2パーティション構成にするため、1年半ぶりにKNOPPIXを使ってパーティション設定を行いました。やり方をすっかり忘れていてちょっと手こずりました。

ThinkPadを購入された方はお分かりだと思いますが、Cドライブのみの1パーティション構成なので、Dドライブを設定する場合、市販のソフトなどを使ってパーティション設定を行わなければなりません。昨年T42を購入した際は、KNOPPIX 3.4を用いて行いましたが、今回は4.0.2のCD-ROM版をダウンロードして作業しました。

KNOPPIX 4.0.2のISOイメージからCD-ROMを作成し、ThinkPadをCDから起動するとKNOPPIXが起動します。そこで"QTParted"を使用してパーティションの設定を行うのですが、注意点がいくつかありますので、まとめてみます。
なお、"QTParted"についてはGoogleなどで検索してみてください。すでに多くの方が図入りで解説されています。

1. 2つ以上設定したパーティションはフォーマットを行っておく
ThinkPadの"Access IBM"を押すと、ハードディスクの不可視領域にあるOSが起動して、OSなどのリカバリーが行えます。複数のパーティションがある場合は「Cドライブのみリカバリー」が行えます。
このとき、あらかじめQTPartedで2つ以上のパーティションを設定し、フォーマットまで行っていないと、「Cドライブのみリカバリー」が行えず、1パーティションの出荷時の状態に戻ってしまいます。必ずQTPartedでパーティションの設定後にフォーマットまで行ってください。また、リカバリ−CDを使った場合も「Cドライブのみリカバリー」が行えませんのでご注意ください。

2. Dドライブ分はFAT32でフォーマットしておく
どうやらThinkPadのリカバリーOSではNTFSにデータを書き込めないようで、「Cドライブのみリカバリー」の開始直後に「展開できませんでした」というエラーで先に進めなくなるようです。なので、Cドライブ以外はQTPartedでFAT32フォーマットを行っておく方が安全だと思われます。Cドライブは作業開始後フォーマットされるので、NTFSフォーマットでも問題ありません。

2005-10-08

なぜ機材に投資するのか

僕は今の会社に入ってから、デジカメやレンズ、電送用のPCなど、多くの機材に受け取った給料以上の額を投じてきました。そして現在も通信費(FOMA代)など、出費は機材以外にもかさむ一方です。

確かにカメラやPCが嫌いなわけではありませんが、できることなら、旅行や食事など他のことにお金は使いたいです。もっと言えば、この会社は退職金が無いので、仮に65歳まで働くとした場合、現在の給与水準では年間80~90万円退職金としてプールしておかないと、一生働かざるを得ない状況になります。なので、機材への投資などしたくないです。

では、デジカメに投資する理由は何か。高い機材なら良い写真が撮れるというわけでもないです。写るんですでも良い写真を撮る人は撮ります。カメラに金をかけるのは「自分が撮りたいタイミングで確実に撮れる」、「毎週最低1000カット撮る状況でもシャッターが壊れない」といった確実性が第一の理由です。コンパクトカメラなどでよくありますが、シャッターボタンを押してもなかなかシャッターが切れないとか、雨に濡れたら壊れたとかでは困ります。取材現場で頼れるのは自分の機材だけです。その機材が壊れたのでは仕事にならないです。

レンズについては、明るいレンズほど背景をぼかせるほか、ファインダーでのピントの確認がしやすいのと、オートフォーカスのセンサーも明るいレンズの方が合焦精度が向上します。また、絞りの値が普通はF4やF5.6なのが、F2.8と1~2段分明るいので、暗いところでスピードライトを使えない所(美術館など)でも撮影できます。どうしても高価になりますが、悪条件でも撮れるレンズが必要なので、明るいレンズを導入することになります。

また、新規参入の報道機関となると、そもそも信用が無いわけで、それがサイトの写真を見たら、いかにも金をかけてないという安物感が伝わったら、見る人も減ると思います。国内外の通信社の写真も載る以上、極端に見劣りして「最初から信用失墜」という事態は絶対避けなければと思いました。もちろん、自分の写真が良いとか悪いとかを言いたいのではないです。ただ、記事よりも写真はそういう印象を一目見た時点で受けやすいので、注意が必要だと思いました。

僕が残念に思うことは、一般的に「高い機材=良い写真が撮れる」とか、「機材に金をかける=マニア」みたいな短絡的な発想をする人が多いことです。他の人はどうか知りませんが、少なくとも僕は理由のない機材購入はしていません。不要な物は1円でも買いませんが、本当に必要な物であれば、値段は買える範囲であれば考えません。必要だから買うというのが答えです。でもこういう考え方は理解を得にくいというか、単なる物好きにしか見られないようです。"残念です、本当に残念です"。

2005-10-07

AF-S VR 70-200mm/F2.8導入

望遠レンズでは防振機能(VR)付きが一般的になってきたので、9/29に思い切って購入しました。初陣はテスト撮影をする間もなく取材に出かけた、道路公団の民営化委員会です。普段であれば銀座などで一通り試し撮りをするのですが、この日は普段使っているAF-S 80-200を家に置いてきたので、買ってすぐ使うことになりました。

写真は猪瀬委員からの質問を受け、道路公団の近藤総裁(右)と相談する奥田理事です。「賭けゴルフ」事件とか、色々追求されてました。

最初のうちは防振レンズという物の特性がわからないせいか、防振なのに手ブレしているカットが結構あり、いつものAF-S 80-200のほうが良いくらいでした。

しかし、VRの働き方がわかってくると、おもしろいように手ブレが防げます。家に帰ってから2.0倍のテレコンをつけて400mmにしてカレンダーを撮ってみました。1/2.5秒のシャッターを切りましたが、ブレてはいるものの、数字が読めます。VRを切ると数字は読めません。それだけ本来手ぶれしているのだなと実感...判別不能な数字がとりあえず読める程度になるというのは驚きでした。

従来のレンズでも良いのですが、やはり良像率が向上することと、被写体ブレが起きない程度に絞り込めるというのは大きなメリットです。それに、このレンズを修理に出したとしても、AF-S 80-200が手元にあるので、何かあっても代替え品が借りられなかったらどうしようとか、心配せずにすみます。特にこの70~200mmという焦点域は、会見などで必ず使うので致命傷になります。

会社が機材を揃えてくれれば、万一のことまで考えずに済みますし、そもそも機材を買う必要がないのですが、「会社員なのに自営業」な現状では、機材が壊れたときのことまで考えておかないとマズいのが実情です。

2005-09-30

ADSL復旧

2001年夏から使ってきたNTTの1.5Mのモデムが、23日の晩に壊れました。
そろそろ8Mにしても良いだろうと思っていたので、契約を変更しました。
まぁ、高画質のストリーミングとか見る訳でもないので、8Mで十分です。次に替えるとすれば光ファイバーがもっと安くなったときに導入という感じでしょうか。

しかし、自宅で常時接続のネットが使えないというのは案外不便でした。
24日は台風が接近しており、当日の晩と翌朝の台風記事を担当する事になったのです。結局昼過ぎに会社へ行って情報収集をし、記事を書く時は最低限の時間をダイヤルアップで接続して気象庁のサイトをチェックしたり、記事を出稿したりしました。

4年間トラブルなく使えていただけに、常時接続のありがたみを改めて感じた一週間でした。

2005-09-22

後藤田正晴氏 逝去

官房長官時代にビートたけしの「フライデー編集部襲撃事件」が起きた後、「ビート君の気持ちもわかるよ」とコメントした後藤田氏。政治家っぽくない言動をされる一方、相手が総理であれ誰であれ、言うべき意見はキチンと言うという、なかなか出来ないことを実践されてこられた方だと思います。

後藤田氏の死去は、近年若手政治家からちょっと偏りがちな意見が多く出てくるような状況に対して、戦争体験をふまえた発言をされる政治家が少なくなってきていることを象徴しているように感じます。戦争経験者の意を継ぐ政治家が増えないと危険なのではないかなとも思います。

写真は4月20日に自民党本部で行われた「歴代総裁・官房長官リレー講演会」で講演する後藤田氏です。恐らく党本部で講演されたのはこの時が最後だったのではと思います。生でお話を聞けたのは貴重な経験でした。後藤田氏のご冥福をお祈りします。

2005-09-21

選挙がらみも一段落

まさかこのブログを開設した一年前には、選挙の、しかも各党の本部で写真が撮れるとは思ってもいなかったです。

9/11は自民党→社民党→民主党という、同業他社からは無謀と言われたコースで、各党を「自費で借り切ったタクシー(僕の所属社はこの手のお金は出さないので、議論しても無駄なので払いました)」で、まわってきました。本当は公明と共産もまわるはずだったのですが、ご存じの通り自民圧勝で、日付が変わってから永田町から離れた2党に行っても、使える写真が撮れる見込みがなかったからです。

写真は自民党本部の開票本部で、狭いところにエラい数の写真記者がおります。ここに夕方から日付が変わるぐらいまで、手前の大きいテレビの近くにいました。長時間あぐらや体育座りを続けていたので、足が2度ほど(最初は左で2回目は右)つりました... その状態のまま写真を撮る→電送という作業を繰り返しておりました。その点、民主党はホテルが開票本部だったので、撮るのは楽でした。

結局9/5から民主党大会のあった17日まで13日間連続で働きました。その前は「ぺ様」の撮影など、珍しく芸能ネタばかりでした(Googleで「ヨン様、愛の新しい考え方を」を検索すると写真がでてきます)。
でも、好きでやっていることなので、体力的には結構きてましたが、ヤダナァとかの感じはなかったです。

これで経済状態がまともなら、言うことないのですが、某全国紙の社会人募集で写真記者は昨年に続いて募集ナシだったので、もうしばらく極貧生活がつづくもようです。現在の"荒行"から"修行"に変わる日が早く訪れることを願って暮らしていきます。

2005-08-28

楽しい宴

職場の友人Sさんのお招きで宴に参加。やはり週末はこうでないと。
Sさんと広島取材したときにも顔を合わせていたゆみさんを含め、Sさんの留学時代の友人に混じって楽しい酒と料理を堪能。

しかし、空腹でビールをガーっと飲んだのはいけなかったなぁ。ジントニックだと平気なのに「空腹にビール」は相性が悪いらしく、途中から飲みたいのに体がついていかない...
長時間飲むときはビールは一杯で切り上げてジントニックにするのが得策と改めて実感。

業務連絡:
出席者の皆さん!写真遅くなってますが、選挙前にはなんとかします!!

2005-08-24

レッツノートR4

写真電送用にレッツノートのR4を購入しました。
メモリとハードディスクを1GB/80GBとするために、パナソニックのウェブサイトで購入しました。
ついでに天板も銀色ではつまらないので、オレンジに。

オレンジにしたのは、単にパッと見でいいなぁというのと、青系で良いのが無かったからです。
これに加えて精神的に「赤信号一歩手前」というのも表しています。なんでここまで投資せにゃならんのかとか、会社に倫理観が欠けてるとか... まぁ色々です。仕事自体はおもしろいですが、ダメな会社はダメなんだなと思う今日この頃。

2005-08-15

靖国神社から初電送

午前5時20分くらいに靖国神社到着。6時の開門の様子や日章旗を持った人など、それっぽい写真を撮って一回目の電送。やはり384kは早いです。自称IT企業なのに今まで電送できなかったのもどうかと思いますが、やっとできたのも自前って言うのもなんかなぁ、という感じです。

あとは安部氏や古賀氏などを殿内で撮影して再度電送。社に戻らなくても現場から送れるのって本当に便利です。というかこれが当たり前なんですが、いまさらながらに便利さを痛感しました。

このような感じで、FOMAを使った現場からの初電送は終わりました。

2005-08-13

F2402購入

ドコモショップでないと扱いがないFOMAのPCカード「F2402」を買ってきました。これでやっと電送ができます!しかも384K!!

15日の靖国神社取材で現場から電送する必要があったので、なんとか今週中には揃えたいと思っていたところ、お店に在庫もあり無事開通。
あとはレッツノートのR4あたりの軽くて小さいPCがあれば良いのですが、なんでここまで自前で揃えなければならないのかなぁと思う今日この頃...

2005-08-08

衆院解散→総選挙へ

このからみで永田町界隈やら銀座やらを回ってました。行きがけに新宿のビックカメラあたりでFOMAカードを買おうと思ったら、「最近はドコモショップでないと扱い無いんですよ」と言われてしまい、本日の電送は見送りに。

結局一度社に戻ってから、夕方に号外が出そうな時間を見計らって再外出という感じになりました。ちょっと早いかなぁと思っていたら、数寄屋橋ではY新聞がバンバン配ってました。某外通のKさんに「もう終わっちゃうぞー」なんて言われながら、なんとか使えそうかなぁというものを撮ってまた社に戻るという一日でした。

広島へ取材旅行=自費取材

8/6に行われた広島平和祈念式典の取材に行ってきました。

会社から金も出ないのになぜ行ったか?それは数日前に知人のWさん(某外国通信社のテレビカメラマン)に「60年目は今年だけだよ。61、62年目と60年の節目は意味が違うし、次は70年で式典に参加できる被爆した方は減ってしまうだろう」と言われたのがきっかけでした。自腹は結構きついですが「とにかく自腹でも今年は行っておいた方が後々役立つし、行くべきだよ」と言われて決めました。

もう一つのきっかけとして、同僚Sさんの奥様のご実家に同行できる(=宿代はかからない)ということもありました。おかげで貴重なお話を、おいしい料理とお酒とともに伺えました。

普段旅行をしない僕には、広島の街並みは新鮮でしたし、改めて平和とは何なのか、原爆の被害と9.11の被害の違いは何なのかなど、いろいろと見つめ直すきっかけとなりました。記者1年目でこうした経験ができたのは幸せだったと思います。これからも行くべき取材は、金が出るかどうかは後回しにして、とにかく行ってみようと思います。もちろんお金があればの話ですけど。

Top: Prime Minister Koizumi make a bow to cenotaph for A-bomb victims.
Bottom: Prime Minister Koizumi who speaks, "War-renouncing Constitution is observed as the only radiation exposure country, and uphold the three non-nuclear principles".

2005-08-01

電送できるってすばらしい

といっても僕が軽量ノートパソコンとかPHSを買った訳ではありません。日・米・韓・英・モンゴルの5カ国の国会議員でつくる「北朝鮮難民と人権に関する国際議員連盟」の第2回総会の取材で、同僚のT君が前日に購入したR4とPHSを持ってきてくれたおかげで、僕の写真も記事と一緒に送れたにすぎません。

僕はいつもと一緒のT42を持っていき、写真の編集を現場でやりました。D2HsとD1H、17-55mm/F2.8、80-200mm/F2.8、300mm/F2.8、その他スピードライトや脚立などいつもの荷物に加えてT42です。やはり2.7kgってカメラ一式と一緒に持ち歩く重さじゃないです。しかもスーツって、罰ゲームみたいな装備です。

最初の原稿を送り、掲載されたものを確認した時は二人で「おぉ〜」っと驚きと喜びの声を上げたものの、すぐに「本来会社がこの手のものは準備するべきものだよね」という健全な感想が...。普段どんな記事でも一度会社に行かないと出稿できない生活を送ってきた我々には、カルチャーショックでした。って他社はみんなコレなんだけど...

2005-07-31

久々自炊

前回の材料(にんにく、ニラ、ニンニクの芽)がまだ残っていたので、ニラとニンニクの芽をオリーブオイルで炒めてバルサミコ酢をからめたものと、ガーリックライスを作ってみました。

普段ろくでもない食生活を送っているせいなのか、材料のせいなのかはわからんのですが、普段食べているものより食後の満足感というか、栄養が摂れたなぁという感じがします。日本酒もちょっと残っているのがあったので、所々思いつきで入れたりしました。なので隠し味になったのかとか効果の程はわかりません。ノリですよノリ、というセリフだけは絶対言いたくないです。あくまで料理上効果があるに違いない!と本人は思って入れました。

で、こんな診断があったので、やってみました。
あなたの長所診断します

結果:

あなたの長所はすばらしい完璧さです。

あなたは向上心と意志の強さをもち、勤勉に誠実に物事に取り組みます。
常に理想を求めて、完全でありたいと努力します。また、正直で率直なので、人から信頼されます。
そして、他人から見ると、愉快で元気が出てくる相手です。
あなたのきちんとした性格は、まわりの人から高い評価を得ています
→そうなるように努力しよう...

あなたを象徴する動物は・・・:
勤勉なアリです。
→そんなもんかも。

さらに長所を伸ばすには:
あなたは「完璧か、不完全か」という尺度でものを考えがちになります。
そのため、自分にも他人にも、完璧であることを望みすぎてしまうことがあります。
しかし、この世に絶対的な完璧は存在しません。
自分の価値基準を絶対だと考える癖を直し、他人の価値観の優れた部分に目を向けることが望ましいでしょう。
そして他人を批判するのではなく、他人の良いところを評価し、ほめるように努力すれば、今まで以上によい人間関係を作ることができます。
→人間わからせなければならない時もあると思うが...
 もう少しひょうひょうと生きていかねば。

2005-07-25

つくば市初訪問

8月に開業する常磐新線こと「つくばエクスプレス(TX)」の報道向け公開が25日に行われました。つくば発秋葉原行きの列車に乗り、施設や列車を取材しました。

今回初めてつくばの街を訪れたのですが、多摩ニュータウンなどに共通する「人工的な街」な感じがしますね。計画してから街が作られると、どこもこんな感じになるんだなぁと思います。あと、歩道のアスファルトが結構傷んでいて、割れ目から草が生えてたりします。同僚T君は「これだとロシアというよりソ連!」なんて言ってたけど、あぁそのテイストわかるなぁーって感じでした。

つくばと秋葉原を最速45分で結ぶということは、東京からつくばに働きに行けるわけで、つくば市から東京に引っ越す人が増えてしまうのではないかと思います。実際そうらしいし。
観光地化しても客の波があるし、つくばはつくばとして自立して行けるようにしないと危ないのかなぁなどと考えてしまいました。安易な開発は後世の重荷、みたいなことになりかねないので。

ちなみにつくばというか、茨城県に行った感想:
空気がうまかった。野菜や果物がうまかった。基本的に東京から出ない(出不精)な僕にとって、ちょっと東京から出るだけで、空気や食べ物がおいしいことを再発見することになりました(全然知らなかったわけじゃないですよ)。

2005-07-22

Firefox 1.1改め1.5は9月予定

だそうです。

米Mozilla,「Firefox 1.1」を「同1.5」に改名し3カ月遅れの9月リリースへ(IT Pro)

日本語入力がONだとスペースキーによるスクロールができない点とかが改善されると良いのですが。

-当ブログのFirefoxのまとめページはこちらです-

2005-07-21

D2HsのISO 1600

20日に経団連会館で郵政民営化に関するシンポジウムが開かれ、取材に行ってきました。

基本的にはISO 800で撮っていたのですが、せっかくなのでISO 1600も試そうと思い、撮ったのがこの写真です。実際に記事中で使いましたが、いわゆる高感度ノイズは気にならないと僕は思いました。

D2Hs + AF-S 300mm/F2.8D(初代) + AF-I TC-14E
ISO:1600
絞り:F4.0
SS:1/100
WB:電球
スピードライト:不使用
高感度ノイズ除去:標準
ファイルサイズ:L
JPEG圧縮:ファイン(画質優先)

右下の写真は、右上のカットのJPEGファイル(編集前)から、左耳周辺を等倍で抜き出したものです。ISO 1600の場合にどんな感じになるかを、参考にしていただければと思います。
ちなみに編集段階では、ノイズ除去のたぐいは一切やっておらず、行った編集内容は、色調補正とアンシャープマスク、トリミングだけです。
編集が終わってからPhotoshopの"Web用に保存"で"最適化60"、長辺のサイズ200で保存しています(記事では長辺600)。

2005-07-20

Firefox 1.0.6

Firefox 1.0.6がリリースされました。1.0.5でセキュリティーホールの修正をした際に発生した不具合などを修正したもので、米国のMozilla Foundationでは、すべてのFirefoxユーザーへアップデートを呼びかけています。

深刻なセキュリティ・ホールを修正したFirefox 1.0.6日本語版リリース,全ユーザーはアップグレードを(IT Pro)
APIバグ修正したFirefox 1.0.6リリース、日本語版も(ITmedia)

同時にThunderbird 1.0.6もリリースされています。

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2005-07-17

どうなる?ライカ

ドイツのライカが、経営危機に陥っています。大株主のエルメスグループなどが、会社再建策への支援を拒否したためと伝えられています。

ライカは過去にも経営危機に陥っていますが、かろうじて生き延びてきました。ただ、今回の場合は、フィルムカメラからデジタルカメラへ市場が移行してからの事態なので、従来よりも再建が難しいと見る人が多いのではないかと思います。

2005-07-16

セガフレード・ザネッティのエスプレッソ

今の所属社が入っているビルの3F(UL)に入っているSegafredo ZANETTI(2Fはスタバ)では、コーヒー以外にビールも飲めます。この店でビールを飲み始めたのは、ビール好きのKyoさんで、「ここでビールを飲むという文化を根付かせる」と言っていたら、最近では結構ビールを飲んでいる人(全然知らない人だけど)を見かけます。

また、ここでは夕方5時から350円の生ビールと一緒に200円のおつまみを頼むとビールが50円引きになり、合計500円でおいしいひとときが過ごせるという、薄給労働者にはありがたい企画が行われています。

で、新宿でもこのシステムは取り入れられているのだろうか?と思い、出かけたついでに店の前を通ったら、いつもは600円のアイス・エスプレッソのパックが500円で売っている...いつも買おうかどうか迷っていたので、本題はすっかり忘れて買ってしまいました。ちょっと高かったけど、苦くてうまいので、また買おうと思います。

2005-07-15

パルテノン多摩

朝は宝くじの発売開始取材、帰社してからは上司の代理で写真編集、そして午後から行ってきましたパルテノン多摩
僕にとって「名前は知っているけど、特に用が無いから行った事がない」施設の一つです。今回は多摩地域の学校の歴史を扱った企画展が行われているので、その取材で行ってみました。

駅から出ると眼前に広がるのは、ダタッ広い通りと、その先に鎮座するパルテノン多摩の左右対称な建物です。神殿と結びつけるのは納得という感じです。ただ、建物の外観は予算の関係だと思いますが、結構ガタが来ているというか、きれいに手入れはされているけど、老朽化は否定できないという感じです。

まちの雰囲気も「人工的だなぁ」というのが第一の感想です。そもそも「まち」とは人工的なものなのですが、長い年月を経て変化しながら形成されてきたまちと、最初から計画的に作られたまちでは、こうも違うのかと改めて思いました。

2005-07-14

テロ対策訓練の取材

大井埠頭で警視庁や海上保安庁、入国管理局などが連携して、テロ対策訓練が行われました。テレビなどでもチョロッと流れていました。

内容としては、敵役の隊員を捕まえるという類いの訓練なのですが、結構見ていて(取材していて)迫力があります。関係各所の方々の訓練ではありますが、僕自身の訓練にも多少はなった気がします。もちろん、本当の事件発生時には予定通り行かないですし、危険な訳ですが、警察はだいたいどういう動き方をするとか、何も知らないよりは知っておいた方が良い情報を得た気がします。無論、訓練が現実にならない事が一番ですけど。

今回一番大変だったのは、取材する事よりも、現地までタクシーでないと行けなかった事です。タクシー代が出ないのにタクシーでないと行けないところの取材をする。なんか変だなぁ...

2005-07-13

Firefox 1.0.5リリース

Firefoxの1.0.5がリリースになりました。
セキュリティー関連のアップデートが中心のようですが、安定性の改善もあるそうです。

セキュリティバグを修正したFirefox 1.0.5がリリース(ITmedia)

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2005-07-10

久々の料理

前日に上手いものを食ったのと、ここ最近の疲労困ぱい感を払拭したさに、久々に料理をしました。

なんとなくトムヤムを食いたいと思ったのがきっかけで、ガーデン自由が丘で「本格的なトムヤムクンが簡単に作れる」というセットと、ハンバーグも食べたくなったので「たいめい軒」のハンバーグ(ニチレイの冷凍食品)を購入。
ハンバーグを出すなら付け合わせ、ということで、もやし、ニラ、ニンニクの芽、ニンニクも購入して帰宅。料理を始めると、傷んだ油を先日すべて捨てた(ごま油、オリーブオイル、サラダ油、今考えるといっぱいあったなぁ)ことを忘れていたので、途中でBOSCOのオリーブオイルを買いに行くはめに。

付け合わせの方は、各素材をフライパンで炒めつつ、バルサミコ酢やらワインなどを適当に加えて塩胡椒して完成。バルサミコ酢はうまいけど、入れると料理が黒っぽくなるので、見てくれはあんまり美味しそうじゃないのが難点です。
トムヤムクンは僕の場合エビに対する執着がないので、入れません。なので作ったのはトムヤムです。トムヤムクン・セットのドライ・スパイスでダシを取りながら、付け合わせ用に買ったニラ、もやし、ニンニクの芽を入れて煮込んで完成。750cc位で作ったので、1人で飲むには多すぎましたね。

いやぁ、1年4ヶ月ぶりの本格的な料理は、結構うまかったです。ウィークエンド・ニート脱出とともに、自炊復活もいいかなぁと思いました。

2005-07-09

コンラッド東京でメシを食う

1日にオープニングの取材に行ったコンラッド東京へ、夕飯を食べに行ってきました。コース料理の「ゴードン・ラムゼイ at コンラッド東京」は予約が取れなかったので、アラカルトの「セリーズ by ゴードン・ラムゼイ」で食べました。このゴードン・ラムゼイ氏は、お店で毎日作るシェフではなく、お店や料理を考えるプロデューサー的なシェフなんだそうです(取材時にTくんが教えてくれた)。Tくんが日本人で例えたのは、あの料理研究家・服部先生であります。なるほど~

料理の方ですが、前菜はスモークサーモン、メインは牛ほほ肉の赤ワインなんとかで、前菜ではサーモンのほかにイタリアンミート(要は生ハム)とチーズの盛り合わせも注文。この生ハムがうまかったのとマスカットと種なしブドウが盛ってあったので一緒に食べるのがまたうまい!メインは美味しくて当たり前なので、はぶきます。口に入れると溶けるようでいて、しっかり味がありました。

デザートはティラミスを頼んだのですが、なんかバカでかかった‥今にして思えばこのティラミスだけでも写真を撮っておくべきだったと後悔。ぜひ店で大きさに驚いていただきたいものです。ちなみに、どの料理の値段も、質と場所の割には、この値段でいいのかな?という比較的良心的な感じでした。

店の外にはバーがあるのですが、カルテット(Vo, Gr, Pn, Dr)が生演奏をしており、食事中も漏れ聞こえてくるのがなかなか良かったです。ちょっと「ロスト イン トランスレーション」を思い出してしまいました。帰りに汐留駅に向かうエスカレーターを降りていて感じたのは、休みの日は人通りが少ないので、他の繁華街より食事の余韻が残ったまま帰れる、これって結構重要だなと思いました。

2005-07-08

Opera、ファイル交換技術組み込みテスト版公開

Firefoxを使うようになって、まったく立ち上げなくなったOperaなのですが、ファイル交換技術「BitTorrent」を組み込んだテクニカル・プレビュー版が公開されているらしいです。

「Opera」にファイル交換技術「BitTorrent」技術を統合(IT Pro)

僕はファイル交換ってのを使ったことが無いのですが、どうも自分のパソコンに対して他人がアクセスできるようになるというのが受け入れられないです。その辺みなさんはどう思っているんでしょう?

2005-07-07

耐衝撃ボディ採用ポータブルHDD

近ごろデジカメのファイルサイズが大きくなってますが、バックアップメディアの一つとしてハードディスクを使われている方も多いと思います。ただ、持ち歩き用には衝撃を受けることを考えると、ちょっと躊躇してしまう面があります。もう少し衝撃に強いハードディスクがあればと思っていたところ、こんな記事がありました。

バッファロー、耐衝撃ボディ採用&セキュリティ機能搭載ポータブルHDD(ITmedia)

家や事務所に母艦となるハードディスクがある上で、既存の写真のライブラリを持ち歩いたり、一時的なバックアップ用として使うには向いていると思います。
僕は一通り写真を入れておくハードディスクのほか、DVD-Rでバックアップを取っていて、家に保管してあります。ただ、会社でも古いデータを必要とすることもあるので、こうした持ち歩きに適したハードディスクもいいかなぁと思ってます。

ちなみに、最近の2.5インチHDDの状況として、HGSTが4,200回転で120GBというモデルを発表しています。
 日立GST、120Gバイト2.5インチHDD発表──情報家電向けにも展開へ(ITmedia)

また、7,200回転では、100GBモデルが5月にパラレルATA版が出荷開始され、シリアルATA版は今月出荷予定ということだそうです。
 Serial ATA/7200rpmタイプの100Gバイト2.5インチHDD、7月発売へ(ITmedia)

できれば、耐衝撃ケースでHDDは7,200回転100GBというのが欲しいです。

2005-07-06

ブログ検索エンジン

商品を買う前に、どんな評判なのかをブログや掲示板から拾ってくる人は多いと思います。僕もデジカメやパソコンを買うときはメーカーのホームページを調べた後、ブログと掲示板から情報を得ることがほとんどです。

ただ、Googleなどで検索すると、なかなか探している商品の評価に関するサイトにたどり着くのが大変です。ある程度検索に慣れた人ならば、なんとかしてお目当ての情報を得られると思いますが、世の中すべての人がそうとは限りません。Google以降、検索エンジンでこうした点を改善する動きがあまり目立たない気もします。

そう思っていたところ、5日にβ版のサービスが始まった「Accela Navi(アクセラナビ)」は、こうしたブログ上に載っている商品の評判を検索することに重点を置いた検索サービスだそうです。本来検索する人が入力する「目当ての結果が出てくる条件」をあらかじめ作ってある「カテゴリー検索」というのもあります。

進藤社長は富士通をスピンアウトして起業した方で、検索の条件式を作るのが結構楽しいとおっしゃっていました。会見で楽しそうに話をされているのを見ていて、「こういう人が新しいサービスを手がけていけば、誰もが楽に検索出来るようになるかも」という期待が持てました。

ちなみに正式版のサービスは8月末スタート予定だそうです。

2005-07-05

Yさん、京都へ旅立つ

2000年に某量販店で出会って以来、写真に関するさまざまなことを教えてくださったYさんが、数年前から本格化した京都研究をより充実させるために、京都へ旅立ちました。

Yさんには芸術としての写真の見方や歴史など、僕に欠けていることを機会があるごとに教えていただきました。また、多くの良い写真集も紹介していただきました。この経験が今の自分の仕事に役立っているのは言うまでもありません(生かし切れていないぞ!というのは指摘しないでください…)。

東京という、ともすると人情とは無縁になりがちな場所で、こうした人と人とのつながりを築けたのは貴重でした。Yさん、ぜひ喫茶店のマスターになってKさんと僕を京都に招待してください。
Yさんのご健闘をお祈りします。

2005-07-02

お好み焼きを食べる会

会社の友人Kyoさんの呼びかけで、お好み焼きを食べる会がありました。

本来はKyoさんと休日出勤を交代したときの"条件"として企画されたイベントだったんですが、どうせなら人数多いほうがおもしろいということで、会社の同僚で来られる人も参加という形に。お昼から始まって一応終了となったのは夜11時半。昼から飲み食いして楽しかったです。しかも、かなりの量を食べたはずなのに、ぜんぜん飽きない味がすごかった‥

昼の部と夜の部の間では、公園でフリスビーやったり結構健康的な一日。あー、これでウィークエンド・ニートは卒業かな。

2005-07-01

グリーンカレーと言われたら...

汐留にできた高級ホテル「コンラッド東京」の取材に行きました。まぁ取材は高級なレストランや客室を撮影できたり、建物の外観を地べたに寝っ転がって撮ったりと、おもしろかったです。

お昼頃に取材が終わり、いいタイミングでおなかが減ってきたので、同僚と汐留で昼飯にしました。ウロウロした結果、僕がカレーを食いたいと言ったため、とある店に入る事に。メニューを見ると「グリーンカレー」と書いてあるので、「あぁ、インドカレーがメインだけどタイカレーもあるんだな」と勝手に判断したのが失望の始まりでした。

しばらくして目の前に出されたのは、いわゆる「野菜カレー」。確かに「グリーンカレー」なんだけど、タイの「グリーンカレー」で口の中の準備ができていたので、見た目と味が一致しないというか、なんともヘンな感じでした。うーん、久々にちゃんとした昼飯を食べた割に、なんだか納得がいかない...

2005-06-30

連載が終わった

デザイン交番の連載が今日で終わりました。
撮影自体は4月下旬から始めて、5月上旬には撮り終えていたのですが、記事として連載するにあたり、色々準備する必要があったので、5/30スタートの6/30終わりという掲載スケジュールになりました。社内でお世話になった皆様、本当にありがとうございました。
この写真連載は、今年12月に開催予定の「個人報道写真大賞 2005」(築地亡命希望者主催)で、Feature Story部門の大賞を取る事でしょう。

今回の連載を始めるきっかけになったのは、池袋の「ふくろう交番」の開所式を取材したことでした。「そういえば、この手の変わった交番がいくつかあるなぁ」、という漠然とした想いから何とか形にしてみようと思ってやってみました。幸いふくろう交番でお世話になった方のご好意で、取材は比較的円滑に行えました。やはり、世の中は人付き合いだなぁと思います。あとは諦めない事でしょう。「あーなたーのーゆーめをー、あーきらめーなーいでー」とはよく言ったもんだ。

次は季節感のある連載をやりたいのですが、アイデアはあっても実現するために諸々の問題があります。例えば謝礼を出せないとか、その程度の情けない問題です。でも諦めずにやってみるもよう。【了】

■関連記事
ふくろう交番(4/2)

Tokyo Scramble pictures_guy0776

Google Earth登場

衛星画像や3D地図などを表示できるソフト「Google Earth」が発表されたそうです。

「Google Earth」で地球を僕の手の上に(ITmedia)

以前書きそびれたGoogle Mapsよりも衛星写真の解像度が高いようです。
自宅はMacなのでGoogle Earthが使えないので、会社に置いてあるThinkPadで試してみようと思います。

2005-06-29

Windows 2000 SP4「Update Rollup 1」リリース

Windows 2000 SP5は出さないけど、セキュリティーアップデートをまとめたものは出しますよ、というMSの答えがこの「Update Rollup 1」です。

Windows 2000 SP4のアップデートリリース(ITmedia)
マイクロソフト,Windows 2000の更新プログラム・ロールアップ1を公開(IT Pro)

問題はUpdate Rollupが果たしていつまで、どの程度の間隔で提供されるかということでしょう。今後半年に1度くらいは出してもらいたいですが、どうなることやら。

2005-06-27

写真ガーZの個展に行く

写真ガーZが個展をやるということで、土曜日の夜に開かれたレセプションに行ってきました。
今回はブラジル・リオの人々や風景をテーマにした写真展で、代々木上原のfood bar o.r.gでやってます。心温まるフォトドキュメンタリーという感じでしょうか。ぜひご覧ください。

会場はプリントの展示に加えてプロジェクターを使ったスライドショーも行われ、レセプションではボサノヴァやアコーディオンのライブなども催され、盛り上がりました。僕もスタイリストのMさんなどと久々に再会。結局近所で開かれた2次会と3次会にも行き、始発まで延々と飲んでおりました。朝まで飲んだのは久しぶりです。

写真ガーとの出会いは、もう4年近く前になります。僕が火事の現場で撮ったフィルムを取りに来たのが最初です。その前から彼の写真に影響を受けていたので、偶然の出会いに驚きました。翌日自分の写真が紙面に載ったのもうれしかったですけど。こんなことがきっかけで、それ以降写真展のレセプションにおじゃまさせてもらっております。

写真ガー、これからも頑張ってください。そして今後ともヨロシクです。

2005-06-25

タウンミーティング

タウンミーティングが恵比寿で行われるということで、同僚T記者と一緒に取材。カメラ席は会場最後列ということだったので、300mm/F2.8を持って行きました。

記事では80-200mmで撮った写真を使いました。300mmで撮った写真をまったく使わないと、重いものを持って行ったのが無駄になるので、一枚載せます。

D2Hs
AF-S 300mm/F2.8 + TC-14E
1/125、F4、ISO 640、色温度 3600K

ちょうど会社の配置換えが行われる日だったので、パソコン(15型液晶のT42)も持ち歩いたりと、電車移動する荷物としては限界の状態でした。左肩にカメラバッグと一脚を付けた300mm、右肩にパソコンと脚立…タクシーが使えたらどんなに楽だろうと思わずにはいられない一日でした。

2005-06-24

株主総会

3月決算の会社の株主総会が続いています。24日はニッポン放送最後の株主総会の取材に行きました。こうした取材時の位置取りもだいぶ慣れてきました。相手の次の行動を読むことと、どんな小さなすき間でも入ることがポイントだと思います。

会場には村上世彰氏もやってきました。各社の囲み取材もすごかったです。
ここ数日、株主総会を取材して思ったのは、「この世は俺のもの」的な勘違い株主というか、「エセ物言う株主」が少なからずいることです。村上氏のやり方は賛否両論ですが、株主としての提案はしていると思います。

ところが、「エセ物言う株主」は村上氏とは異なり、単なるヘビークレーマーで、言葉づかいや態度も横柄。会社は株主「だけ」のものではないということを、彼らは認識すべきですが、株主総会ぐらいしか威張れる場所が無いような人に求めるのは無理なのでしょう。
村上氏を気取るのは勝手ですが、株主としての品位に欠ける「エセ物言う株主」は株をやる前に人間やり直した方がいいと思います。

写真は会場に入るM&Aコンサルティングの村上世彰代表(上)、株主総会後に記者団の質問に答える村上氏(下)。

2005-06-23

3万円のレンズ

23日は、9時に三菱自動車株主総会の取材で品川、12時にミサワホーム社長会見の取材で有楽町、15時にソニー新会長・社長就任会見の取材で神谷町と、結構大きなネタが続きました。

タイトルの件は有楽町の外国特派員協会で、某雑誌のカメラマンSさんと雑談してた時の話題。Sさんと都議選取材の話をしていたときに、「ホレ、このレンズ安いぞ。店で3万位だよ」とシグマの135-400mmのレンズをみせてくれました。これが該当品なのですが、Sさんが撮ったものを見せてもらうと、確かに良く写ってます。これで3万は安い!
レンズのF値が暗いので、室内だとスピードライトが使えない場所はダメですが、屋外の政党代表者の演説などでは十分な感じでした。重さも軽いので、AF-S 80-200mm/F2.8(1.5kg)とAF-S 300mm/F2.8(3kg、色は黒)の重い望遠レンズ2本を毎日持ち歩くより楽だなという感じです。

右の写真はソニーのストリンガー新会長です。記事で使わなかった写真です。D2HsでISO 400、AF-S 80-200mm/F2.8で撮影したものをトリミングしました。ここもSさんと一緒だったため、「3万円レンズ」で撮ったものを会見中に何度も見せられて心がグラつきました。しかし財政破綻一歩手前の僕には3万円は30万に等しいので、重いレンズ2本で筋トレの夏を過ごそうと思います。

2005-06-22

ビッグサイト貧乏

最近毎週水曜日は東京ビッグサイトに直行という状況が続いてます。まぁ朝からイベントの取材を同時開催も含めていくつかこなし、午後2時くらいまでには社に戻るという感じです。

イベント取材自体は珍しいものを発見できたりして楽しいのですが、ビッグサイトは交通費がとんでもなく掛かるのが難点。行きは自宅から「りんかい線」、帰りは「ゆりかもめ」を使うのですが、どちらも高い。スイカやパスネットカードの残額があっという間に減ってしまう。会社の交通費精算は1ヶ月分まとめてやる方式なので、当分金が返ってこない訳で... というわけで「ビッグサイト貧乏」な日々をすごしてます。

2005-06-21

Firefoxでも安全とは限らない

当ブログをご覧になる方には「当たり前じゃん」ということではありますが、Firefoxも利用者増加に伴い、当然ながら脆弱性が話題となる事が増えてきました。その一例として以下の記事をご紹介。

ダイアログを正規Webサイトのものに偽装、主要なWebブラウザに脆弱性(ITmedia)

結局Firefoxにするだけではなく、日々情報を入手するようにしたり、ヤバそうなサイトには行かない、またはセキュリティーチェックなどの特殊任務用パソコンを別途用意するなど、地道な対応が必要なのは言うまでもありません。
IEからFirefoxへの乗り換えを薦める場合は、特にパソコンに疎い人にはこの辺もケアも必要だと思います。

2005-06-20

ウィークエンド・ニート

20日午前1時15分ごろ、地震がありました。ブログでも更新するか、と思っていたところの地震。速報出さないとまた色々ありそうなので、とりあえず対応。
速報と差し替えの記事2本を出したり、トピックス画面の管理をして、30分ほど様子見て速報体制解除(自主的な基準)。読者のためと、会社に我が部署への文句を言わせないためにやっているという感じ。会社はライバル社に買った負けただけで、報道の使命とか考えてないし。けしからん。「残念です、大変に残念です。」という感じ。

ちなみに僕が深夜や早朝の地震速報を出しているのは生活状況に原因があります。
最近土日は昼夜逆転の「ウィークエンド・ニート」状態で過ごしてます。前は遅くても土曜の昼までには外出して相応の週末を過ごしてましたが、いたって不健全な今日この頃。7月には週末健全化をしなくてはと意識改革中です。

2005-06-15

ポータルサイトって

そんなに重要なんですかねぇ。いつも疑問に思ってます。
何かあればGoogleで調べればいいし、ネットを始めたばかりの人には便利でも、ある程度検索のコツをつかんでくると、あんまり使わないんじゃないかと思ったりします。まぁすべての人がそうだとは言わないですけど、自分がポータルを検索目的以外に使った事がゼロに等しいものですから。なんでそこまでしてポータル(初期のYahoo!とInfoseek)にくるのかイマイチよくわかんないです。どの画面見てもドカーンと目に入ってくるタイプの広告が多いのも使う気にならない理由の一つかも。

一方、検索サイトでAsk.jpが単なる検索だけではなく、路線検索を融合したりとか、こうした動きはおもしろそうです。Googleも気がつくとあれこれ変わってたりするし、Gmailなるメールサービス(今のところメールに広告が入らない)も便利。こういう「シンプルなポータル」というか、「検索+α」という進化は賛成です。